双子姉妹
そうなんだ。


涼太は気取ったお嬢様は無理なんだ。


「なにニヤけてんだよ」


「別になんでもないし。早くご飯食べれば?」


あたしは嬉しい気持ちを押し込めて、箸でウインナーをつまんだのだった。
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