双子姉妹
☆☆☆
「制服、借りればいいのに」
ご飯を食べ終えて3人でベランダに出ておしゃべりをしていた時、柚がそう言って来た。
「へ?」
なんの脈絡もなく話を振られてあたしはキョトンとしてしまう。
「N女の制服だよ。涼太、あの制服かなり好きそうだったじゃん」
確かにそんな感じだった。
「いきなり制服なんて借りれるワケないじゃん」
そう言ったのは千代だった。
「なんで? 小春ちゃんと心はもう友達でしょ?」
「それはそうだけど……」
制服貸して。
なんて突然言えるワケがない。
「制服、借りればいいのに」
ご飯を食べ終えて3人でベランダに出ておしゃべりをしていた時、柚がそう言って来た。
「へ?」
なんの脈絡もなく話を振られてあたしはキョトンとしてしまう。
「N女の制服だよ。涼太、あの制服かなり好きそうだったじゃん」
確かにそんな感じだった。
「いきなり制服なんて借りれるワケないじゃん」
そう言ったのは千代だった。
「なんで? 小春ちゃんと心はもう友達でしょ?」
「それはそうだけど……」
制服貸して。
なんて突然言えるワケがない。