双子姉妹
放課後
その後、あたしたちはさっそく仮装担当の先生の元へ行っていた。
説明をして制服を借りてもいいか尋ねると、N女の評判を落とす事のないようなら大丈夫だと言ってもらえた。
仮装に使うのはスカートだけになりそうだから、そもそもN女のものだとは気が疲れないまま終わりそうだ。
「すごいね柚。今回は尊敬した」
すんなり話がまとまった後の教室であたしはそう言った。
「今回だけじゃなくて、ずっと尊敬してくれていいのに」
「調子に乗らないの」
千代が笑って柚をたしなめている。
その間、あたしはスマホを取り出していた。
さっそく小春ちゃんに連絡を入れるのだ。
《小春ちゃん、突然なんだけど制服を借りる事ってできないかな?
一週間後に体育祭があってそこで仮装をすることになったの。
N女の制服がピッタリなんだけど、どうかな?》
説明をして制服を借りてもいいか尋ねると、N女の評判を落とす事のないようなら大丈夫だと言ってもらえた。
仮装に使うのはスカートだけになりそうだから、そもそもN女のものだとは気が疲れないまま終わりそうだ。
「すごいね柚。今回は尊敬した」
すんなり話がまとまった後の教室であたしはそう言った。
「今回だけじゃなくて、ずっと尊敬してくれていいのに」
「調子に乗らないの」
千代が笑って柚をたしなめている。
その間、あたしはスマホを取り出していた。
さっそく小春ちゃんに連絡を入れるのだ。
《小春ちゃん、突然なんだけど制服を借りる事ってできないかな?
一週間後に体育祭があってそこで仮装をすることになったの。
N女の制服がピッタリなんだけど、どうかな?》