双子姉妹
☆☆☆
小春ちゃんとの約束場所はこの前と同じ駅前だった。
ソワソワとした気持ちで相手を待つ。
太陽はまだ高い位置にあるけれど、帰る頃には暗くなっているかもしれない。
「心ちゃん、お待たせ!」
5分ほど待ったところで制服姿の小春ちゃんが走って来た。
「小春ちゃん! 急なお願いをしちゃってごめんね」
「ううん。全然大丈夫だよ」
小春ちゃんはここまで走ってきてくれたようで、額に汗がにじんでいる。
あたしは近くの自販機に走り、冷たいジュースを1本買った。
「紅茶で良かった?」
そう言いながら缶の紅茶を小春ちゃんに差し出す。
「ありがとう心ちゃん」
小春ちゃんは紅茶を受け取り、すぐに美味しそうにひと口飲んだ。
「学校が終わる時間が違うから、焦らせちゃったね。ごめんね」
N女はあたしたちよりも30分終わるのが遅かったようだ。
小春ちゃんとの約束場所はこの前と同じ駅前だった。
ソワソワとした気持ちで相手を待つ。
太陽はまだ高い位置にあるけれど、帰る頃には暗くなっているかもしれない。
「心ちゃん、お待たせ!」
5分ほど待ったところで制服姿の小春ちゃんが走って来た。
「小春ちゃん! 急なお願いをしちゃってごめんね」
「ううん。全然大丈夫だよ」
小春ちゃんはここまで走ってきてくれたようで、額に汗がにじんでいる。
あたしは近くの自販機に走り、冷たいジュースを1本買った。
「紅茶で良かった?」
そう言いながら缶の紅茶を小春ちゃんに差し出す。
「ありがとう心ちゃん」
小春ちゃんは紅茶を受け取り、すぐに美味しそうにひと口飲んだ。
「学校が終わる時間が違うから、焦らせちゃったね。ごめんね」
N女はあたしたちよりも30分終わるのが遅かったようだ。