加工アプリ
そう思ったのだけれど、お母さんはキョトンとした顔を浮かべている。


「雅、あんたどのくらい太ってたの?」


そう聞かれて、今度はあたしがキョトンとしてしまった。


そうだった。


お母さんはあたしの元の体型を知らないんだった。


「とにかく、悪い病気かもしれない!」


「えぇ? 本気で言ってるの?」


「本気だよ! お願い、今日病院に連れて行って」


懇願してそう言うと、お母さんは渋々頷いてくれたのだった。
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