加工アプリ
何気ない学校風景が広がっている。


「そっか。2人が生きてる世界が異質なんだね」


「異質って言い方、どうにかならない?」


あたしの言葉に楠葉が苦笑いを浮かべてそう言った。


「雅だって、毎日頑張ってるじゃん」


四葉にそう言われてあたしは視線を2人へ戻した。


「そう?」


「そうだよ。言わなくたって一緒にいたらわかるんだからね?」


四葉はそう言ってあたしの肩を乱暴に叩いて来た。
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