加工アプリ
☆☆☆

からかわれて恥ずかしいけれど、博正への気持ちは嘘じゃなかった。


サッカー部に入部してからの博正の人気は右肩上がりで、先輩たちの間ではファンクラブまでできたらしい。


「どうすればいいと思う?」


女子トイレへと移動してきたあたしは2人にそう聞いた。


「雅は今のままでも可愛いと思うけどね」


鏡の前でメーク直しをしていた楠葉がそう言った。


「うん。あたしたちとは違って妹系っていうの? 守ってあげたい感じがする」


四葉はうんうんと頷いてそう言ってくれた。
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