加工アプリ
真ん中に挟まれている博正は少し迷惑そうな表情になっている。


2人はその事にも気が付いていない。


きっと、あたしに見せびらかすためにやっているんだ。


「いいじゃん。撮ってよ」


強引にスマホを手渡されて、渋々3人の前に立った。


2人はこれでもかというほど博正にベッタリくっついている。


どうしてあたしがこんなことしなきゃいけないの。


そう思いながらも、博正の前では何も言えない。


2人ともそれをわかっているのだ。


あたしは仕方なくシャッターを切った。


「ありがとう雅! せっかくだから雅にも転送してあげるね」
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