加工アプリ
☆☆☆

「あぁ、美味しかった!」


博正と過ごす時間は楽しいし、パンケーキもとても美味しかった。


「よかったな。でも、今度からはちゃんと断れよ?」


そう言われてあたしは「え?」と、首を傾げた。


「雅は大翔と付き合ってるんだろ?」


博正の言葉にあたしは目を見開いた。


「大翔って、桜井君のこと?」


「あぁ。この前の休みに2人で買い物してるのを見たってやつがいるんだ」


「勘違いだよ! 偶然一緒にいただけ!」


あたしは慌ててそう言った。


「まぁ、なんでもいいけどさ」


博正はそう言い、興味なさそうに欠伸をした。
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