加工アプリ
「雅さ、少し痩せた?」


トイレから出ようとしていたミカが立ち止まり、そう聞いて来た。


「え?」


あたしは驚いてミカを見た。


「なんか、全体的にスッキリして見える」


「そんなことないよ」


そう言いながらもあたしは自分の姿を鏡に映して確認してみた。


トイレの鏡は小さいから顔しか映らないけれど、言われてみれば顎がスッキリした気がする。


でも、よく見ないとわからないくらいだ。


「食べれてないとかじゃないよね?」


「全然、食べてるから」


あたしはそう言い、笑ったのだった。
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