沈黙する記憶
ポイントカード
裕斗が考え込んだとき、克矢がズボンのポケットから財布を取り出した。
二つ折りのブランド財布だ。
「あの辺のホテルのポイントカードを持ってるぞ」
そう言い、財布の中からポイントカードを1枚取り出した。
スタンプを押していくタイプのポイントカードだ。
「このカードなら、最後にホテルを利用した日にちが書かれるんだ」
そう言って克矢はカードを開いて見せた。
たしかに、利用した日時がボールペンで書かれている。
「これはなんていうホテルのカードだ?」
「プリンセスホテルだよ」
そう言い、克矢は少し恥ずかしそうに頭をかいた。
二つ折りのブランド財布だ。
「あの辺のホテルのポイントカードを持ってるぞ」
そう言い、財布の中からポイントカードを1枚取り出した。
スタンプを押していくタイプのポイントカードだ。
「このカードなら、最後にホテルを利用した日にちが書かれるんだ」
そう言って克矢はカードを開いて見せた。
たしかに、利用した日時がボールペンで書かれている。
「これはなんていうホテルのカードだ?」
「プリンセスホテルだよ」
そう言い、克矢は少し恥ずかしそうに頭をかいた。