沈黙する記憶
白昼堂々
あたしと裕斗は40分ほどかけて夏男の家に到着していた。
妊娠していたことを考えて行動すると、途中のイートインスペースのあるコンビニで休憩したと考えたのだ。
「40分か……」
裕斗はスマホを確認して呟いた。
「でも、大きな道だし危険そうな場所はどこにもなかったね」
「そうだな。明るい時間だし、人通りも車も多い。何かがあれば周囲が気が付くだろうな」
裕斗は腕組みをしてそう言った。
まるで探偵になったようなしぐさに、少しだけ違和感を覚える。
妊娠していたことを考えて行動すると、途中のイートインスペースのあるコンビニで休憩したと考えたのだ。
「40分か……」
裕斗はスマホを確認して呟いた。
「でも、大きな道だし危険そうな場所はどこにもなかったね」
「そうだな。明るい時間だし、人通りも車も多い。何かがあれば周囲が気が付くだろうな」
裕斗は腕組みをしてそう言った。
まるで探偵になったようなしぐさに、少しだけ違和感を覚える。