浮気の定理
最初は純粋に飲み会という場を楽しんでいたんだと思う。



特に飯島さんの傍にいたわけでもなく、店長や菊地さんや、その他のいろんな人と代わる代わる話をしていた。



彼も副店長という立場もあるから、同じようにいろんな人とまんべんなく話してるように見えた。



久しぶりにお酒を飲んで、気分も良かったせいもあったのかもしれない。



二次会は飯島さんの家で、なんていつの間にか決まっていて……



私も調子に乗ってみんなと一緒に乱入した。
< 429 / 730 >

この作品をシェア

pagetop