浮気の定理
「真由ちゃん?無事?途中から全然、声が聞こえなくなったから、焦ったよ!」
「あ~、ごめん
まだ水落の部屋なんだけど、スタンガンであいつが気を失ってる間に、パソコンもスマホも全部画像消去してたんだ」
今までの経緯をそう説明すると、山本は驚いたような声をあげる。
「ちょっ!水落が気絶した時点で呼ぶだろ?普通は!」
「え~と、まだやり残したことあるんだよね……
それに山本くんは会社で顔合わすんだし、これに関わってると思われたら厄介でしょ?
逆恨みとかされたら困るし……
あたしはほら、別に失うものあるわけじゃないから
むしろ、桃子のためになるんなら、このくらいどってことないもん」
「あ~、ごめん
まだ水落の部屋なんだけど、スタンガンであいつが気を失ってる間に、パソコンもスマホも全部画像消去してたんだ」
今までの経緯をそう説明すると、山本は驚いたような声をあげる。
「ちょっ!水落が気絶した時点で呼ぶだろ?普通は!」
「え~と、まだやり残したことあるんだよね……
それに山本くんは会社で顔合わすんだし、これに関わってると思われたら厄介でしょ?
逆恨みとかされたら困るし……
あたしはほら、別に失うものあるわけじゃないから
むしろ、桃子のためになるんなら、このくらいどってことないもん」