R Y U S E I




うわ、暗っ。


真っ暗じゃん~!



さっさと買って
帰ろ、




そう思い
お会計を終えて
コンビニから出た時、



グイッ

腕を掴まれた。


「ねえねえ、
こんな遅くに何してんの~?


暇なんでしょ、
俺らと遊ぼーよ!」




げっ、
最悪だ。


露骨なナンパ。




あーもう、
鏡見てから出直して
きなさいよ!!!



「ちょっ、
離してくれる??

遊ぶ気なんてないから」



気持ち悪い、
ナンパ男達は
ニヤニヤ笑ったまま。




「ちょっとでいいからさ~


遊ぼうよ、ね??
俺たちぜーんぶ奢るからさ!!」




まってまって、
奢られたって絶対に
行きたくない。




気持ち悪い
気持ち悪い。






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