R Y U S E I
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄
「でかっ!!」
こ、これが倉庫??
デカすぎない?!
「お前、
ホントにおもしれーな」
めちゃくちゃニヤニヤ
してんじゃん。
なんなの
「面白い、面白い
ってさっきから何なの。
氷室さんこそ
変な人じゃん!」
ギロりと睨んでやると、
氷室さんはニヤッと笑った。
「光成」
「は?」
何言ってんだこいつ。
「だから、名前。
光成だって、ゆい」
ドキッ
あっぶな!
美形こわいっ!!
思わずドッキン
しちゃったよ
「光成。
はい、満足でしょ。
なんなのもう」
ちょっと恥ずかしい
じゃないか。
「やっぱ、おもしれー」
ククッ、
と、笑い続ける光成。
倉庫の中に入ると、
すごいカラフルな
頭の人達。
「「「光成さんっ、
おかえりっす!!!」」」
うわあ、
す、すごい数のお出迎え。
それを
無視してスタスタ歩く
光成はどんな神経
してるんだよ。
この人達、下っ端
なんだろうか。