いつか 君が透明になっても。
中途半端も嫌だから
ケータイなんて 放ったらかしにして
学校以外では誰とも話していない。

だから コウキの合うのも 1ヶ月ぶりくらい

「待たせたのは私だけどね〜おまたせっ」
って言いながら 私はコウキに抱きついた。

この甘い香りも
私の首に手を当てる癖も
咲 と呼ぶ声も
好きだった

唇を離して
目を見て一緒に微笑み合う
この アハハって いう空気が
大好きだった。



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