いつか 君が透明になっても。
奇跡的に染め粉があったから
2人でお風呂場に行って

染めて貰った

なんとなくだけどさ
この状況って割と女の子の憧れのシュチュエーションだったりしない?
なんて ニヤニヤしながら 鏡ごしにコウキを見ていた。

「ねぇ、コウキ?照れる?」
って笑いかけた
だってさ コウキは恐らく 私が鏡越しに見ていることに気がついている

照れた時に 耳を触るから
すぐに分かった

「うるせえな。ほら、そろそろいい時間だろ。流してこいよ ここ閉めるな」
って言いながら ドアを閉めた。

彼は 硬派な感じなのに この照れた時の仕草
ギャップにはたまらない!って感じで
大好きが募っていく
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