いつか 君が透明になっても。
髪を洗って 乾かして
2階に戻ると コウキは座っていた。

髪の毛すごくいい色だ。
というか 黒髪じゃないということだけで
嬉しい。

「髪の毛 いいじゃん。咲によく似合ってる。」

「ありがと。気に入ったよ」
染めたやつの腕が良かったんだとコウキが笑った

おいで。と手を伸ばしてきたから
私は側にいく。


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