3年後、あの約束の続き
午後6時、打ち合わせが終了した。
これが一応最終打ち合わせで、あとは再来週の搬入をむかえるのみだ。
ホログラムシートは、商品の搬入後に貼ることになった。
「どうする?6時だけど」
帰り道、章が聞いた。
「とりあえず私は渋谷の画材屋に寄って帰りますよ。残りのアイリスの花を作る用に」
「じゃあ俺も。荷物ぐらいは持たせて」
章はにっこり微笑んで、私の頭をポンと叩く。
きっと私の顔色が悪いせいで、気をつかってくれているんだろう。
申し訳ないな・・・と思いながらも、好意に甘えさせてもらうことにする。
まぁ、きっと遠慮して過去のことも聞いて来ないだろう。
そこまで私を追い詰める程、悪い性格はしていないハズだ。多分。
15分程人ごみを歩いて、画材屋に到着する。
私はこの前来たばかりなので、迷い無くシートが売ってある所へ向かう。
「えーっと・・・」
どれだけいるっけ・・・?と携帯の電卓機能を取り出して、数字を打ち込む。
「1メートル2枚で大丈夫だよ」
章がすかさすフォローを入れてくれ、ささっと2枚取り出してレジへと向かった。
これが一応最終打ち合わせで、あとは再来週の搬入をむかえるのみだ。
ホログラムシートは、商品の搬入後に貼ることになった。
「どうする?6時だけど」
帰り道、章が聞いた。
「とりあえず私は渋谷の画材屋に寄って帰りますよ。残りのアイリスの花を作る用に」
「じゃあ俺も。荷物ぐらいは持たせて」
章はにっこり微笑んで、私の頭をポンと叩く。
きっと私の顔色が悪いせいで、気をつかってくれているんだろう。
申し訳ないな・・・と思いながらも、好意に甘えさせてもらうことにする。
まぁ、きっと遠慮して過去のことも聞いて来ないだろう。
そこまで私を追い詰める程、悪い性格はしていないハズだ。多分。
15分程人ごみを歩いて、画材屋に到着する。
私はこの前来たばかりなので、迷い無くシートが売ってある所へ向かう。
「えーっと・・・」
どれだけいるっけ・・・?と携帯の電卓機能を取り出して、数字を打ち込む。
「1メートル2枚で大丈夫だよ」
章がすかさすフォローを入れてくれ、ささっと2枚取り出してレジへと向かった。