3年後、あの約束の続き
数分後、一旦吐き気の波がおさまった。
すると章はすっとコップを差し出した。
「口ゆすいだら、一旦休んでて」
そのコップでうがいをすると、章はまた私を抱えてベッドまで連れて行く。
お姫様だっこ。
私を軽々と持ち上げて、廊下を歩いていく。
「信じられないぐらい、軽いよ」
「高1のマックスの時から、15キロぐらい落ちた」
すると章は、はぁとため息をついた。
「もうちょっと太ってた方が抱き心地はいいから・・・もうちょっと太って」
「何それ」
「いいじゃない。俺専用で」
そう言って私をゆっくりとベッドに降ろす。
「ごはん作るから、ゆっくりしてて」
章は私の頭をなでると、隣の部屋に消えて行った。
章が居なくなった部屋の中、私はゆっくりとベッドに横たわる。
さっきから私がくるまっているブランケットとベッドからは、章の匂いがする。
-安心するなぁ
そう思っていると、いつの間にか私は眠りについていた。
すると章はすっとコップを差し出した。
「口ゆすいだら、一旦休んでて」
そのコップでうがいをすると、章はまた私を抱えてベッドまで連れて行く。
お姫様だっこ。
私を軽々と持ち上げて、廊下を歩いていく。
「信じられないぐらい、軽いよ」
「高1のマックスの時から、15キロぐらい落ちた」
すると章は、はぁとため息をついた。
「もうちょっと太ってた方が抱き心地はいいから・・・もうちょっと太って」
「何それ」
「いいじゃない。俺専用で」
そう言って私をゆっくりとベッドに降ろす。
「ごはん作るから、ゆっくりしてて」
章は私の頭をなでると、隣の部屋に消えて行った。
章が居なくなった部屋の中、私はゆっくりとベッドに横たわる。
さっきから私がくるまっているブランケットとベッドからは、章の匂いがする。
-安心するなぁ
そう思っていると、いつの間にか私は眠りについていた。