3年後、あの約束の続き
「お兄ちゃんだあれ?」
瑠奈ちゃんが翔太と同じく、不審者を見るように章を見ている。
章は瑠奈ちゃんに、にっこりと笑う。
「翔太君のお兄ちゃん予定だよ」
「章、気が早い」
すかさず突っ込みを入れるものの、瑠奈ちゃんの目は輝いた。
「いいなー」と言って、キラキラした目で翔太を見ている。
さすがに顔の良さは、ここでも役に立つのか。悔しい。
「まなちゃん、これお父さんから。ディズニーのお礼にお店のお菓子」
瑠奈ちゃんが私に紙袋を渡してくれた。
紙袋の中には、どっさりとクッキーやマドレーヌが入っている。
章に「瑠奈ちゃんの両親、パティシエだからお店やってるの」と説明すると「そっか」と呟いた。
章は2人に向かって歩く。
「今度、4人でどっか行こっか。車もあるしどこでも行けるよ。考えといてね」
そう言ってにっこりと微笑むと‐2人は無邪気にはしゃぎはじめた。
両親だけでなく・・・2人を巻き込んで外堀を埋める作成らしい。
やばい。本当に逃げ出したい。
ついて、行けない。
瑠奈ちゃんが翔太と同じく、不審者を見るように章を見ている。
章は瑠奈ちゃんに、にっこりと笑う。
「翔太君のお兄ちゃん予定だよ」
「章、気が早い」
すかさず突っ込みを入れるものの、瑠奈ちゃんの目は輝いた。
「いいなー」と言って、キラキラした目で翔太を見ている。
さすがに顔の良さは、ここでも役に立つのか。悔しい。
「まなちゃん、これお父さんから。ディズニーのお礼にお店のお菓子」
瑠奈ちゃんが私に紙袋を渡してくれた。
紙袋の中には、どっさりとクッキーやマドレーヌが入っている。
章に「瑠奈ちゃんの両親、パティシエだからお店やってるの」と説明すると「そっか」と呟いた。
章は2人に向かって歩く。
「今度、4人でどっか行こっか。車もあるしどこでも行けるよ。考えといてね」
そう言ってにっこりと微笑むと‐2人は無邪気にはしゃぎはじめた。
両親だけでなく・・・2人を巻き込んで外堀を埋める作成らしい。
やばい。本当に逃げ出したい。
ついて、行けない。