3年後、あの約束の続き
渋滞には捕まらずにスムーズに進み、ようやく私の家まで来た。
目の前のパーキングに車を止めて、私達は車を降りた。
「そこ?」
章がマンションを指差す。
「うん、普通の単身者用マンション」
オートロック付きの、少し古い普通のマンションである。
エントランスに向かう私の後ろを章が着いてくる。
別に車で待っててくれていいんだけど・・・とは言えない。
普通に鍵を刺してオートロックを開けて、エレベーターで上の階まで上がる。
エレベーターの待ち時間もなく、私の部屋の前まで来ることができた。
玄関を鍵を開ける、けれど・・・
「中まで入る気?」
「だけど何か?」
章は当然だろうと圧力をかける。
(わがままで強引・・・)
言いかけたその言葉を飲み込んで、私は部屋のドアを開けた。
「じゃ、お邪魔します」
どうぞと言う前に、章が部屋に入ってくる。
片付けぐらいはさせて欲しいところだが、仕方ない。
目の前のパーキングに車を止めて、私達は車を降りた。
「そこ?」
章がマンションを指差す。
「うん、普通の単身者用マンション」
オートロック付きの、少し古い普通のマンションである。
エントランスに向かう私の後ろを章が着いてくる。
別に車で待っててくれていいんだけど・・・とは言えない。
普通に鍵を刺してオートロックを開けて、エレベーターで上の階まで上がる。
エレベーターの待ち時間もなく、私の部屋の前まで来ることができた。
玄関を鍵を開ける、けれど・・・
「中まで入る気?」
「だけど何か?」
章は当然だろうと圧力をかける。
(わがままで強引・・・)
言いかけたその言葉を飲み込んで、私は部屋のドアを開けた。
「じゃ、お邪魔します」
どうぞと言う前に、章が部屋に入ってくる。
片付けぐらいはさせて欲しいところだが、仕方ない。