3年後、あの約束の続き
夕方、雨が上がった。
季節は梅雨の時期に入っている。
ふと窓の外を見ると、綺麗な夕焼けが広がっている。
雨の途切れ目の夕焼け。
まるで今日の仕事のよう。
今日は仕事が片付いたので、久しぶりに定時に帰れるのだ。
どうやら章も仕事が終わりそうで、『そろそろ帰れるから待ってて』と連絡がきた。
私は後回しにしてもいい仕事をしながら章を待っていた。
「お疲れさまですー」
6時を少し過ぎた頃、章が帰ってきた。
「お帰りなさい。とは言え、私は上がりますけど」
資料をガサガサ片付けながら、私はちょうど今から帰る準備をするんです的な素振りをする。
「あ、俺も帰るよ。途中までご一緒しましょう」
「あ、私も出ますよ。一緒に出ましょう!!」
田野畑さんだ。
田野畑さんは私鉄なので、どっちにしろ駅で別れることになる。
「じゃぁ、みんなで駅まで行きましょうか。準備してください」
そう言いながら私は筆記用具を片付けて、鞄の中にしまう。
立ち上がった頃には、既に2人の準備はできていた。
季節は梅雨の時期に入っている。
ふと窓の外を見ると、綺麗な夕焼けが広がっている。
雨の途切れ目の夕焼け。
まるで今日の仕事のよう。
今日は仕事が片付いたので、久しぶりに定時に帰れるのだ。
どうやら章も仕事が終わりそうで、『そろそろ帰れるから待ってて』と連絡がきた。
私は後回しにしてもいい仕事をしながら章を待っていた。
「お疲れさまですー」
6時を少し過ぎた頃、章が帰ってきた。
「お帰りなさい。とは言え、私は上がりますけど」
資料をガサガサ片付けながら、私はちょうど今から帰る準備をするんです的な素振りをする。
「あ、俺も帰るよ。途中までご一緒しましょう」
「あ、私も出ますよ。一緒に出ましょう!!」
田野畑さんだ。
田野畑さんは私鉄なので、どっちにしろ駅で別れることになる。
「じゃぁ、みんなで駅まで行きましょうか。準備してください」
そう言いながら私は筆記用具を片付けて、鞄の中にしまう。
立ち上がった頃には、既に2人の準備はできていた。