3年後、あの約束の続き
すると早苗お姉ちゃんは、んーと、と少し考えてこう言った。
「『一生に一度は思いっきり働きたい!』かな?
ほら結局さ、私はいつか結婚もして暖かい家庭も作りたいわけ。
でも今は思いっきり働きたいわけなの。
だから思いっきり働けるのはここかな、って。
私は35になったらすっぱり仕事辞めるよ。だからそれまで働くの」
ハキハキ、イキイキと答えている。
「ま、正直さ、色んな人と関わる仕事してたら、いつかえみちゃんに行き着く気がしてたんだよねぇ。
先に見つけたのはやっぱり章だったけどさー。愛だねぇー。さすが」
ブッと吹き出す私をよそに、早苗お姉ちゃんはクスクス笑っている。
「私はさ、悔いがないぐらい働くよ。一回しかない人生じゃん?
『やり切った!』て思えるぐらい、働きたいのよ」
‐『やり切った!』と思えるぐらい、働きたい。
何故だか不思議と、その言葉がストンと胸に落ちてくる。
相変わらず、早苗お姉ちゃんはモニターを真剣に見ている。
でもその目は‐キラキラと眩しいぐらい、輝いて見える。
「『一生に一度は思いっきり働きたい!』かな?
ほら結局さ、私はいつか結婚もして暖かい家庭も作りたいわけ。
でも今は思いっきり働きたいわけなの。
だから思いっきり働けるのはここかな、って。
私は35になったらすっぱり仕事辞めるよ。だからそれまで働くの」
ハキハキ、イキイキと答えている。
「ま、正直さ、色んな人と関わる仕事してたら、いつかえみちゃんに行き着く気がしてたんだよねぇ。
先に見つけたのはやっぱり章だったけどさー。愛だねぇー。さすが」
ブッと吹き出す私をよそに、早苗お姉ちゃんはクスクス笑っている。
「私はさ、悔いがないぐらい働くよ。一回しかない人生じゃん?
『やり切った!』て思えるぐらい、働きたいのよ」
‐『やり切った!』と思えるぐらい、働きたい。
何故だか不思議と、その言葉がストンと胸に落ちてくる。
相変わらず、早苗お姉ちゃんはモニターを真剣に見ている。
でもその目は‐キラキラと眩しいぐらい、輝いて見える。