3年後、あの約束の続き
私の記憶は外れてしまい、ホログラムシートは倉庫の備品置き場ではなく、倉庫の隣フロアにあるアウトレット店用ストックルームにあった。
ついでに店舗の備品を見てみると、ついつい長居してしまった。
ふと時計を見ると、もう店を離れて30分は経っている。
(やばい・・・)
さすがにそろそろ戻らなければ。
ホログラムをファイリングしたものと、使えそうな不織布を発見したので、小脇にかかえてストックルームを後にする。
鍵をかけて廊下に出ると、廊下も半分電気が落とされていて薄暗い。
もううちの倉庫も業務が終わっているらしく、電気が着いていない。
薄暗い廊下をエレベーターに向かって歩いていくと‐コツっと何かが足に当たった。
(なんだろう?)
感触からして、ペンぐらいの小さいものなはず。
辺りを照らそうと、携帯をポケットから取り出した。
「えっ・・・?!」
サイレントモードにしていた携帯には‐章からの10件を越える着信と、ひっきりなしにきているメッセージ。
嫌な汗が吹き出して、止めどなく溢れる。
ついでに店舗の備品を見てみると、ついつい長居してしまった。
ふと時計を見ると、もう店を離れて30分は経っている。
(やばい・・・)
さすがにそろそろ戻らなければ。
ホログラムをファイリングしたものと、使えそうな不織布を発見したので、小脇にかかえてストックルームを後にする。
鍵をかけて廊下に出ると、廊下も半分電気が落とされていて薄暗い。
もううちの倉庫も業務が終わっているらしく、電気が着いていない。
薄暗い廊下をエレベーターに向かって歩いていくと‐コツっと何かが足に当たった。
(なんだろう?)
感触からして、ペンぐらいの小さいものなはず。
辺りを照らそうと、携帯をポケットから取り出した。
「えっ・・・?!」
サイレントモードにしていた携帯には‐章からの10件を越える着信と、ひっきりなしにきているメッセージ。
嫌な汗が吹き出して、止めどなく溢れる。