3年後、あの約束の続き
2人の会話の波は引き際に入っていたらしく、さっきよりも穏やかな会話をしている。
席について、再び仕事に戻る。
今週中に小売り店に配布するカタログの翻訳をしなければいけない。
「ほら、やっぱり似合う」
章が私に何かを乗せる。
田野畑さんも「めちゃめちゃ似合ってます!」とノッている。
「・・・何?」
「これです!これ!!」
田野畑さんが、サッと私に鏡を見せる。
「バースデークラウンってやつです。大分前にうちで生産してたみたいですけど、また商品化なるそうですよ!」
さすが女王!
そう言って田野畑さんはキラキラした目で私を見ている。
そのうち部長もやってきて
「いいんじゃない?女王の風格が出てるよ」
そう言われた鏡の中には、王冠を被った私の姿があった。
銀の布でできた、立派な王冠を被っている。
章も「さすがに似合うね、オヒメサマ」
そう言うと王冠を取る。部長は「女王だろ瀬崎君」と突っ込みを入れている。
席について、再び仕事に戻る。
今週中に小売り店に配布するカタログの翻訳をしなければいけない。
「ほら、やっぱり似合う」
章が私に何かを乗せる。
田野畑さんも「めちゃめちゃ似合ってます!」とノッている。
「・・・何?」
「これです!これ!!」
田野畑さんが、サッと私に鏡を見せる。
「バースデークラウンってやつです。大分前にうちで生産してたみたいですけど、また商品化なるそうですよ!」
さすが女王!
そう言って田野畑さんはキラキラした目で私を見ている。
そのうち部長もやってきて
「いいんじゃない?女王の風格が出てるよ」
そう言われた鏡の中には、王冠を被った私の姿があった。
銀の布でできた、立派な王冠を被っている。
章も「さすがに似合うね、オヒメサマ」
そう言うと王冠を取る。部長は「女王だろ瀬崎君」と突っ込みを入れている。