3年後、あの約束の続き
章も「よろしくお願いします。頼りにしてます」と言って頭を下げる。
1階に到着し男2人がスタスタ歩く中、原田さんが私に耳打ちする。
「瀬崎さんいいオトコじゃない?どうなの?」
「・・・ま、仕事はかなりできますよ」
そう言うと原田さんはにやぁと笑った。
「まなちゃんぐらいの子は、頼れる年上のオトコがいいわよ、彼みたいな」
「・・・瀬崎さんとはタメですよ」
「え、そうなの?落ち着いた口調だからてっきり年上かと思った」
私だけがわかる話だが、章の口調は章のお父さんそのものだ。
すると原田さんは、んーと言って唸りはじめる。
「ま、本社から来たんなら頼れるオトコでしょう?」
「・・・どうなんでしょうかね」
そう言うと、原田さんはため息をつく。
「はぁ、ちっとも興味ないんだから。一応心配はしてるんだからね・・・」
そう言って原田さんは1歩前を歩き出した。
原田さんはいつも私を心配してくれる。
「みーんなまなちゃんを女王女王言うけど、人一倍頑張ってるだけなんだから!
男共!しっかりしろ!!」と言って、酔っ払った勢いで部長に説教をしていたことがある。
仕事は違えど、私を支えてくれるうちの1人だ。
1階に到着し男2人がスタスタ歩く中、原田さんが私に耳打ちする。
「瀬崎さんいいオトコじゃない?どうなの?」
「・・・ま、仕事はかなりできますよ」
そう言うと原田さんはにやぁと笑った。
「まなちゃんぐらいの子は、頼れる年上のオトコがいいわよ、彼みたいな」
「・・・瀬崎さんとはタメですよ」
「え、そうなの?落ち着いた口調だからてっきり年上かと思った」
私だけがわかる話だが、章の口調は章のお父さんそのものだ。
すると原田さんは、んーと言って唸りはじめる。
「ま、本社から来たんなら頼れるオトコでしょう?」
「・・・どうなんでしょうかね」
そう言うと、原田さんはため息をつく。
「はぁ、ちっとも興味ないんだから。一応心配はしてるんだからね・・・」
そう言って原田さんは1歩前を歩き出した。
原田さんはいつも私を心配してくれる。
「みーんなまなちゃんを女王女王言うけど、人一倍頑張ってるだけなんだから!
男共!しっかりしろ!!」と言って、酔っ払った勢いで部長に説教をしていたことがある。
仕事は違えど、私を支えてくれるうちの1人だ。