3年後、あの約束の続き
事務所につくと、これまた大槻さんは慣れた感じで
「どうぞ」と言って、私達を椅子に座らせる。
10畳ほどの事務所にはパソコンが3台だけあって、中央に大きなテーブルとそれを囲む形で椅子が8脚あるだけだ。
少し店舗の事務所としては広いが、明日の特設会場のバックヤードにもなる場所だ。
「瀬崎さん、改めまして大槻です」
そう言って大槻さんは名刺を章に渡した。
「こちらこそ、改めまして瀬崎です。日本はまだ不慣れなもので・・・よろしくお願いします」
大槻さんは差し出された名刺にびっくりしている。
「あれ・・・本社の方なんですか?」
「ええ、一応は。でも純粋な日本人ですよ」
「へぇ、ノルウェーはいつからですか?」
「中学の途中からです。中高はノルウェーで大学はアメリカでして・・・」
「じゃあトリリンガルなんですね!!」
・・・大槻さんの目がキラキラ輝いている。
「いや、そんな言う程じゃないですよ。ノルウェーの人は大体英語喋れますし・・・」
「え、そうなんですか!それはすごい!」
「どうぞ」と言って、私達を椅子に座らせる。
10畳ほどの事務所にはパソコンが3台だけあって、中央に大きなテーブルとそれを囲む形で椅子が8脚あるだけだ。
少し店舗の事務所としては広いが、明日の特設会場のバックヤードにもなる場所だ。
「瀬崎さん、改めまして大槻です」
そう言って大槻さんは名刺を章に渡した。
「こちらこそ、改めまして瀬崎です。日本はまだ不慣れなもので・・・よろしくお願いします」
大槻さんは差し出された名刺にびっくりしている。
「あれ・・・本社の方なんですか?」
「ええ、一応は。でも純粋な日本人ですよ」
「へぇ、ノルウェーはいつからですか?」
「中学の途中からです。中高はノルウェーで大学はアメリカでして・・・」
「じゃあトリリンガルなんですね!!」
・・・大槻さんの目がキラキラ輝いている。
「いや、そんな言う程じゃないですよ。ノルウェーの人は大体英語喋れますし・・・」
「え、そうなんですか!それはすごい!」