3年後、あの約束の続き
はあっとため息をつく。
「彼女の人生が幸せだったのかは、よくわからない」
そう言うと章は振り返り、私の目を見る。
「君が待ってるのは、誰なんだろうね?」
ドクン、と心臓が波打つ。
‐待っていたのは、あなたなんだ
喉元まで言葉が出てくるが・・・どうしても、呑み込んでしまう。
‐もし、章が知ってしまったら?
きっと・・・狙われる可能性が高い。
俯き少し泣きそうになる。
章はポンと私の頭を叩いて
「俺は君の氷が溶けるのを待っているからね」
帰ろっか、そう言って駅まで歩き始めた。
‐どうすれば、逃げられる?
「彼女の人生が幸せだったのかは、よくわからない」
そう言うと章は振り返り、私の目を見る。
「君が待ってるのは、誰なんだろうね?」
ドクン、と心臓が波打つ。
‐待っていたのは、あなたなんだ
喉元まで言葉が出てくるが・・・どうしても、呑み込んでしまう。
‐もし、章が知ってしまったら?
きっと・・・狙われる可能性が高い。
俯き少し泣きそうになる。
章はポンと私の頭を叩いて
「俺は君の氷が溶けるのを待っているからね」
帰ろっか、そう言って駅まで歩き始めた。
‐どうすれば、逃げられる?