【完】【短】初恋を教えてくれた顔も知らぬ君へ
『梅さんは春が好きなんですね。
もしかして梅が春の花だから?なんて寒いこと考えてます。
この本を選んだ理由…実は著者が同じ名前なんです。それで縁を感じてって言ったら笑いますか?』
この本、『探偵の憂鬱』の著者は夏目 麻理さん。
そっか、そうだったんだ。
同じ名前の著者に縁を感じて本を読む。
それも真っ当な理由だと思う。
運命、なんて少し寒いかもしれないけど。
夏目 麻理さん。
本当に綺麗な名前。
私は、マリさんを知るたびにどんどん会ってみたいという欲が自分から出てきているように感じた。