【完】【短】初恋を教えてくれた顔も知らぬ君へ


「何か探してますか」





声をかけてきたのは金髪でピアスを開けた…や、ヤンキー?!


『夏目』


と書かれた名札をしてるから、多分図書委員…?





「あ、え…いえ何もっ…」





こんな人はおろか、男子ともほとんど接点を持ったことがない。



だからつい拒絶してしまう。

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