【完】【短】初恋を教えてくれた顔も知らぬ君へ
『春に咲く花は割と何でも好きですよ。
それこそ梅も好きですし、梅干しも好きです。
でも春は出会いの季節だから、だから好きです』
こんな風にマリさんと出会えたのも春のおかげ…なのかもしれない。
もちろん、春は別れの季節でもあるけれど…
辛い別れも幸せな出会いに繋がってるって考えたら少しだけいいように思える。
『私はそんな風に作品と出会うのもアリだと思いますよ。全然笑うようなことじゃないです』
もし、それを聞いて笑うような人がいたら私が説教しに行きます!
なんて書こうと思ったけど、それは気が引けて心の中だけに留めておいた。