【完】【短】初恋を教えてくれた顔も知らぬ君へ
『そう言ってくれるの梅さんだけかもしれないです。
周りはきっとこんなこと知ったら笑うと思う』
マリさんの友達に物申したい。
本はいいものです。
誰にとってもいいものです。
それを馬鹿にするなんて許せない!
って、言いたい。
友達ならちゃんとわかってあげて!
って、言いたい。
だって、寂しいものだから。
本当の自分をわかってもらえないのって。
それが友達相手だったら尚更…辛いと思う。
…マリさんのことをわかってあげられる存在になれたらいいな。
マリさんがマリさん自身をさらけ出せる相手になれたら…いいな。