[短]妄想少女A
「これは現実ですか!?」
あたしはテンパり先生の腕をつかんだ。
「ああ、」
先生はあたしのほっぺを引っ張った
「うほぉ!?(嘘!?)」
あたしはつい嬉しくて涙がこぼれた。
「でもその指輪…」
あたしは先生の指輪をさした
先生はいきなり笑い出した
「ぷっ…これかあ?普通婚約指輪は薬指だろっ」
あ…れ?
あたしは先生の指輪の位置を確認する。
先生の指輪は薬指…じゃなくって
中指につけてあった。