[短]妄想少女A

「あ、楠木だ」

ピクっ

あたしの肩があがる。

「どこっ!?」
あたしは立ち上がった。

「うっそぉ〜残念」

「まぁゆぅ〜っ」

反切れプッチンプリン状態のあたしは、また携帯へと目を落とした。


あたしが今はまってるのは
携帯小説

読むんじゃなくて書くの。

はまっちゃうんだよねっっ


「すぐ飽きる癖に〜」
真優が横から口を挟むけどそんなのお構いなし。
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