不純愛
私は彼を愛した。

誰にも許されることなどないと

わかっていたが、

傷つきながら愛し

愛されることを望んだ。


もしあの頃に戻れるなら

会社を選ぶところから戻り

彼を避け

出会わないように

手を差し伸べるだろう。


そうすれば

こんなつらく

惨めな

愛しい

そんな気持ちにはならなっかった。



でも

そんなことはできないから

私は今の私を大切にして

誰かに傷つけられても

平気そうな顔ができるくらい

強くなろうと思った。



そして彼を好きという自分を

認めよう



それがいま私のできる

自分を嫌いにならない方法



みんなに嫌われても

自分くらい味方で

好きでいてあげないと

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