姉貴は俺のもの
これまで。


小学4年の冬まで、

私の家族は母1人だった。



優しくて、仕事熱心な母のことが私は大好きだった_____




ある日のこと



学校から帰宅した私を出迎えたのは、母親


ではなく。 見知らぬ眼鏡をかけた細い男の人と

同じく眼鏡をかけた目がぱっちりしてて
肌が白い、お人形さんみたいに顔が小さな男の子だった。



< 1 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop