姉貴は俺のもの
陸side


俺が言ったことに、ひどく動揺した表情を見せた美奈を

俺はなるべく見ないようにして素早くキスする




胸を叩き、嫌がる美奈に俺はやめなかった。



「 陸!! 」



ダメだ、ダメだっ。


姉にこんな事をしてはいけない



頭の何処かでは、そう警告する自分がいるのだが………


______止まらない。



今まで我慢してきた分だけキスしたいと、貪欲になってしまう




「 んッ、…り、くッっ! 」



キスの合間に美奈が俺の名前を呼ぶたび、俺は興奮してしまった。



ドン


トン ト……ン_____



次第に美奈の手から力が抜けていき、

俺のことを叩かなくなったので顔を離すと



「 っッ……… 」


目をトロンとさせて、頬がわずかに紅潮している



これは反則だろっ



なんとか平静を保ち、美奈をお姫様抱っこした。




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