【続】ねぇ…先生。。
気づくと瞳から涙が溢れていた。
俺…零がいてくれないとどうしようもないよ…
なぁ…零
どこに…いっちゃったんだよ…
フラフラになりながらイスに座る。
不意にテーブルの上を見ると
『……………………?』
メモ帳があった。
『先生へ』
胸がドクッと高鳴った。
いそいで下の文章に目を通す
「先生、ごめんなさい
今の私には先生が分からない
先生が…見えないの
好きなのに…
好きだけど…
先生が見てるもの、
考えてること、
何も分からなくて…
だから、少し家を出ます。
距離…置こ
お互い、そのほうがいいんだと思う
私も先生も冷静にならないといけないんだと思う
勝手なこと言って
勝手なことして
ごめんなさい
零より」