【続】ねぇ…先生。。
できることなら目を開けたくなかった。
夢から…覚めたくなかった。
『…………れいっ』
あぁ…弱い
なんて俺は弱いんだ。
零がいないと何もできない。
何も…したくない。
目を開けなければ
夢から覚めなければ
こうして零がいないという現実を見なくて済むのに。
今日が休みで良かった。
俺はもう1度布団に潜る
ベットの右半分に触れた
でも、そこは冷たくて。
いつもなら零がいるのに。
淋しくて淋しくてどうしようもなかった。
トイレ…行きたいな…
ふと、そんなことを思い俺は渋々ベットから立ち上がった。