【続】ねぇ…先生。。





『お前…高校生のクセに何教師の心配してんだ?

お前はどうなんだよ?岩城
憲悟と…どうなった??』


憲悟…コイツは零を狙っていた。

と、言うか俺の零に、触れやがった…


あ゙ーぁ!!

思い出すだけでムカついてきた。


零の教育実習最終日に憲悟は零に告白した。

まあ俺は薄々憲悟が零に好意を寄せてることは気づいてたけど
零は鈍いからまったく気づいていなくて。


そして岩城は憲悟が好きだった。


いったい、岩城を追いかけた憲悟とはどうなったんだろうか…



「う、うるさい!

先生こそ人の心配とかしてる場合じゃないでしょ?!」


顔を真っ赤にしながら俺を叩いた岩城


『別に?俺は平気だもん

憲悟と…ラブラブなのか?』


ニヤけてしまうこの顔

でも許してくれ。


真顔なんて今の俺にできない



「そ…そうだよ?!

何?!なんか悪い?!」

どうやら憲悟と岩城は付き合うことになったらしい。


ったく…ラブラブなのか。


俺と零は……



はぁ~……









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