【続】ねぇ…先生。。
【ガラガラ】
寒くて避けていたこの場所
久しぶりのこのドアの開け具合は相変わらず。
俺は調理室に入るとイスを並べた。
そしてそのイスの上に寝転がる。
頭に浮かぶことは零のことばっかりで。
寒いのはカラダだけじゃなく、心も同じだった。
『…………れいっ』
考えすぎて口に出してしまう自分が怖い。
そろそろ…化粧を始める時間か?
零…目、腫れてない?
もしかして今…氷を目に当ててるところか?
ごめんな、零
俺のせいでやることが増えちゃったよな
ごめん…
ごめんな…零
「やっぱり零ちゃん絡みですか?」