【続】ねぇ…先生。。
永久の愛
『れーい?
元気ないけどどうしたの??』
そう言って私の顔を覗き込むのは
「うるさい、亮二」
春日亮二
私と先生がこうなってしまった原因…?
いや、絶対原因だ。
『あれれ?
今日は一段と冷たいね』
亮二の無神経さがたまに癪(シャク)に障る
今日はとくにムカつく
「亮二…どっか行って」
ダメだ。
今は亮二の顔を見るだけで怒れてきちゃう。
『零がそんな顔してたら俺…どこも行けないって知ってる?』
私の横に座った亮二の顔が引き締まる。
さっきみたいにやたらめったら笑顔じゃなくて。
目はまっすぐ私を見てて。
思わず逸らしてしまった。
『零…なんかあったんだろ?
彼氏の…朝倉さんと』
一瞬だけ交わった亮二との視線
どうしていいのか分からなくて
やっぱり私は目を逸らした。