【続】ねぇ…先生。。






「えー?!その質問困る!

秋ちゃんは秋ちゃんだし、
零先生は零先生だもん。」


思わず吹き出す私。

真希ちゃん…ナイスだよ!


先生…ちょーすねてる!!



『もーいい!

授業、再開だ!!』


バンッと机に手をついた先生は立ち上がる。


真希ちゃんはそんな先生を見てニヤッと笑っている。


どうやら真希ちゃんはいつも先生をからかっているみたい。



『これは…こうで…』


少しすね気味の先生は自棄クソ


先生…結構引きずるタイプだから多分、今日の授業はずっとこんな感じだろうな…




ふと、あの頃の記憶が蘇った。


あれは確か…教頭に先生が呼び出しをくらったあと。



私は1人で悩み、


先生も1人で悩んでいた。



このあと、私から別れを告げた。



多分、私も先生も1番辛かった時期








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