【続】ねぇ…先生。。





黒板代わりのホワイトボードの前にはイスが並べてあって。

先生はきっと、昼寝をしたんだ。


試しに私もそこで横になってみた。

1度やってみたかったんだ。


でもなかなかチャンスがなくて。



「……………痛い…な…」


横になったけどすぐに起きあがった。


寝心地は最高に悪い。


よく先生、こんなところで寝られるな…

なんて感心していた。


いつもの場所に座る。

1番前の席


やっぱりこの場所が1番好き


頬を机につけ、ゆっくりと撫でる。



ねぇ…先生。。


やっぱり、好きなんだ


この場所も

先生も


好きなんだ



誰よりも


愛しくて



何よりも


失いたくなくて。




だから怖かった。


先生と本気でぶつかり合うことが。



でも逃げてちゃダメだよね。


分かったから

そのことに気づいたから


今すぐあなたに逢いたいの





ねぇ…先生。。

どこに、いるんですか…??






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