【続】ねぇ…先生。。






先生が黒板に何かを書いている間、私は窓の外に視線を持っていく。


たまに、先生の背中をチラ見

きっと、先生は感じてる。


私の様子がおかしいことを。


だって、背中がいつもと違うんだもん。

どこか異様な空気が漂っていて。


字も、何かおかしかった。


この違いに気づくのはきっと私だけ。


みんなはそんな先生の些細な違いに気づくワケなくて。



はぁ~…


と、溜め息をついて窓の外を見た。


少しだけ窓を開けると痛いくらい冷たい風が入ってきて急いで閉める。




『さいじょー!遊んどるなよー!!』


先生に注意されて私は焦る。


って…なんで焦ってるワケ?!

はぁ…ダメだ、私。


頭が混乱してきた。



何がなんだか分からなくて。


うぅ…最悪だよ…






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