【続】ねぇ…先生。。





□□



―光目線―



『水谷先生…聞いて下さいよ…』


職員室に入ってきたこの先生。

朝倉秋平 私の同期


そして、生徒の西城零と付き合っちゃってるちょっといけない先生



「どうしたんですか??」


普段はしっかりしてる朝倉先生。

だけどたまに、すごーいオーラを放ちながら私の横に来るときがある。


そのオーラは真っ黒

恐ろしいくらいにね。


その原因はたいてい、零ちゃんのこと。

まったく、振り回されすぎ。



『零が…男に告白されたらしいんです…』


今にも泣き出しそうな朝倉先生。

でも私は


「へぇ…零ちゃん、モテますね」


と、言っただけ。


別に告白くらい、どってことないでしょ?

零ちゃんのキモチは朝倉先生へ一直線なんだから。






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