【続】ねぇ…先生。。
調理実習
『じゃ、ケガしない程度に頑張って作れよ~
授業内に終わらなかったら居残りだからなぁ~』
先生はスーツの上着を脱いで白衣に着替える。
あ…この姿、久しぶりだな…
なんて懐かしい思い出に浸る…
浸ろうと思った。
それなのに
『西城先生、岩城たちの班のところでやって下さい』
そんな先生の言葉が聞こえて。
私は浸る前に真希ちゃんたちのところへ行く。
「やったー!
零先生と調理実習ぅ~!!」
私が真希ちゃんたちのところへ行くと嬉しそうに微笑む真希ちゃん
『うるせぇーよ、真希
先生が困ってるだろ??』
そう言うのは憲悟くん
『真希、ホント零先生のこと好きだよな』
晋太くんはそう言って真希ちゃんをからかう。
どうやらこの班は私と真希ちゃん、晋太くん、憲悟くんの4人のようだ。