【続】ねぇ…先生。。





「彼女さんとラブラブ?」


ま、真希ちゃん!

キミはなんて質問をしてるんだ…


バクバクとものすごい音をたてる心臓



『………秘密』


意味深な笑みを浮かべた先生は一瞬私に視線を走らす。

どうしてそんな笑みを浮かべるの?


なんかすっごい秘密があるみたいに思えるじゃん!



「え?!何?!すっごーいラブラブなの?!」


ほら…やっぱり…

そうなっちゃうじゃん



それから真希ちゃんが何を聞いても先生は

『秘密』

で押し通してて。


真希ちゃんは先生の腕を叩きながらずっと聞いている。


その姿に胸がズキズキと痛む。

でもそれは私だけじゃないみたい。



さっき、気づいてしまった。


真希ちゃんに注がれる、1つの視線に









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